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17:house-ur ~敷地環境を活かした設計 緑と白のコントラスト

室内外から美しいカラーバランスを楽しめる家
周辺に大きな樹木が立ち並ぶ閑静な住宅街。新緑の季節には、鮮やかな緑のカーテンが敷地を包み込む。このような環境を考慮し、建主に提案した設計コンセプトは、「室内外から美しいカラーバランスを楽しめる家」。

モダン枯山水の情緒や季節の風合いを愉しめる空間
外壁色は新緑が映える白を採用し、平面形は中庭を囲むようコの字型配置とした。道路に面して3台分のビルトインガレージを確保しつつ、その奥に玄関と中庭が置かれた。モダン枯山水をイメージして設計された中庭にはヤマモミジが植えられ、すべての部屋から季節の移り変わりを楽しむことができるようになっている。また、室内空間のほとんどが、白を基調として仕上げられている。規則的に配置した窓は外の景色を映し出す。まるでギャラリーで風景画を眺めているようだ。その中にあって玄関ホールに隣接する和室は、照明効果によりさまざま色合いに変わり、モダン枯山水の情緒や季節の風合いを存分に愉しめる空間となっている。

また、枯山水を感じながら音楽を鑑賞するオーディオルームや動線を考えて設置した家事室、2室の間に机を配置した子供部屋など、家族の趣味や生活スタイルを熟慮した間取りも、この家の特徴の一つだ。

3台分のビルトインガレージを装備しながら、木造軸組工法で施工した構造体。ガレージの上にはLDKを配置し強度を確保している。コの字に建てられた建物は、1階2階をほぼ同じ間取りに。上下・対面する部屋の窓の配置を同一にすることで閉鎖的なイメージを与えないようになっている。室内は、白壁とタイル、フローリングが巧みに使い分けられている。

作品名 house-ur
構造 木造
ジャンル 戸建住宅
予算帯 3,000万~4,000万
建築の形体 新築
竣工年 2008年
所在地 静岡県
構造設計 久保田正一建築研究所
ロケーション 都市
施工者 久保田建設株式会社

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